かめん

東野圭吾氏の新作「マスカレード」シリーズの第5作目の「マスカレード・ライフ」を読みました。内容は「ホテル・コルテシアでの開催にされる「日本推理小説新人賞」の選考会で、警視庁捜査一課を退職し、ホテル保安課長に就任した新田浩介は、警視庁捜査一課の梓警部に、文学賞最有力の男が元恋人の死体遺棄事件の重要参考人の確保協力を要請される。死体遺棄の被害者の妹も宿泊し、会場に現れた文学賞受賞の男は代役であったが、被害者の弟が殺害を試みるが失敗してしまう。被害者の死亡は、自殺であり、姉弟による偽装であった発覚してしまう。また、シアトルの法律事務所に勤務する弁護士の新田の父親も宿泊し、三十年前の殺傷事件で、妻と孫を殺害し刑期を終えた男と娘を対面させる段取りを行います。」2つの事件を重層的に描かれ、恨みと後悔、贖罪、怨念、悲しみにつき考えさせられました。新田浩介と山岸尚美コンビは健在であり、選考会の裏側も垣間見えて楽しめる作品でした。著者略歴は『東野圭吾 (ひがしの・けいご)/1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞と第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、19年に第1回野間出版文化賞、23年に第71回菊池寛賞、24年に第28回日本ミステリー文学大賞を受賞。多彩な作品を生み出し、その功績により23年に紫綬褒章を受章している。『分身』『白夜行』『幻夜』『黒笑小説』『歪笑小説』「マスカレード」シリーズ、『クスノキの女神』『架空犯』など著書多数。』です。

屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」

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地域資源利活用研究会

人と人の交流で“地域文化”を楽しむ場を創り、その価値を求める人へ届ける〝価値交換市場〟を創ります。持続可能(Sustainable)な〝活性化〟の仕組み創りへの実験・研究をおこなっています。 〝地域社会の活性化〟のお手伝いを致します。 上部MainNAVIの「Ameblo」「Theory」「Lecture」「Design」「Communication」の“Example”をご覧下さい。

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