しょうけい
元号が「平成」から「令和(れいわ)」と改元され、本日から「令和元年(令和1年/2019)」となりました。新元号「令和」の典拠(てんきょ)となったのが、和歌集「万葉集」にある梅の花の歌の序文「初春令月 気淑風和」です。この序文を詠んだのが奈良時代の歌人「山上憶良(やまのうえのおくら)」とされています。書き下し文は「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」。「春の初めの良い月にさわやかな風が柔らかく吹いている。その中で、梅の花が美しい女性が鏡の前でおしろいをつけているかのように白く美しく咲き、宴席は高貴な人が身につける香り袋の香りのように薫っている」という意味だということです。これは730(天平2)年正月13日に開かれた宴の描写で、今の福岡県の大宰府にあった万葉集を代表する歌人、大伴旅人の邸宅であった「梅花の宴」で詠まれたそうです。
屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」
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