こうよう
葛飾区新小岩にある小松川境川親水公園の中央森林公園では「イチョウ」の黄葉を見ることができます。『イチョウ/銀杏・公孫樹■花期:4~5月■果期:10~11月/街路樹や公園樹、神社や寺院の境内などにもよく植えられています。秋には見事な黄葉が見られるよく知られた身近な樹木ですが、古い起源の植物で「生きている化石」といわれています。イチョウの仲間は中生代のジュラ紀にもっとも栄えたグループの植物で、現在イチョウ科ではイチョウだけが恐竜の絶滅した後も残っていることから、生きた化石と呼ばれる由縁なのです。中国原産で仏教の伝来とともに渡来したと考えられていて、扇形の葉が、水かきの付いたアヒルの足に似ることから、中国語の鴨足(ヤーチャオ)がイーチャオに転訛して、イチョウになったという説があります。春、葉が出ると同時に目立たない花をつけます。雌雄異株で、雄花は短い穂状につき、黄色い花粉をだします。雌花は緑色で長い柄の先にふたつつき、風で運ばれた花粉を受けてギンナンが実ります。ギンナンは熟すと黄色になり、悪臭を放つ外種皮に包まれています。「銀杏散る まっただ中に 法科あり 山口青邨」(季節を知らせる花/文:金田初代/写真:金田洋一郎/講談社2016)』
屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」
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